創業は昭和14年の地元に愛されるお店です。
11:30開店と書かれたビラが閉まったシャッターの柱に貼られていますが、開いたのは少し過ぎてから。2名シャッター待ち、開くと同時に2名。
真ん中の入れ込みに着席。厨房側にはストーブが炊かれていてちょっと暑いので入口近くに席を確保。
皆さんは定食やセットのBやCが多いですね。
後から来た方は、オムライス、ハムで大盛りと言う常連さんオーダー。
お願いするのは、カツカレー 850円をご飯半分で。
口開けの注文で厨房はちょっとバタバタ。
次々にお客さんが入って来て、12時前には、相席も始まりあっという間に満席に。
さてカツカレー少なめが登場。
町中華や町蕎麦の少し黄色いカレーです。
ややモッタリとしています。玉ねぎが残り、ほんのり甘味を感じます。コクのあるカレーです。なんとも言えない懐かしさも感じるお味です。
カツは縦半分にも包丁が入っていて、一口サイズなので食べやすいですね。厚みはさほどありませんが、美味しいカツですね。
坂口安吾は、檀一雄の家に出前をさせて、このカレーを食べていたそうで、100人前カレー事件として有名です。もうひとつ出前を取ったホカリ食堂は残念ながら閉店してしまいましたが。
混み合って来たので、さっさと食べて退散しましょう。
2024/3/15