9月末で閉店してしまうとの情報でこちら。
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林家正蔵一門が贔屓にしていることもありメディア取材も多い町蕎麦です。浅草で創業、根岸に移転してきたのが昭和26年とのこと。

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お店には蔦が絡まり緑に囲まれて鬱蒼としていてイイ味出してます。
昼時ということもあり、テーブルは満席。地元の方々がお好きなものを注文されています。
カウンターに席を確保。

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メニューのアクリルケースも もうバリバリw
壁にかかる札も年季が入ってますね。林家一門の色紙もしっかりと飾られています。

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蕎麦、うどん以外にも、中華そばやタンメンなどの中華メニュー、牛丼、マーボーなす丼などのメニューもカツ丼や親子丼と共に並んでいます。一品料理もありますが、酒類提供無しですからちょっと寂しい。

お願いするのは、カレー南蛮そば、少な目で 750円。チーズは自粛。
調理場は昼時ということもありバタバタとしています。

しばし待てば、カレー南蛮の登場。
しかし、どこの町蕎麦でもカレー南蛮って、なんで なみなみにつゆが注がれているんだろう。
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細身の蕎麦が美味いですね。熱さに負けていません。
カレーは何故か懐かしい味。こげ茶のとろみがイイ感じですね。熱々なので火傷注意です。
ネギと豚肉が入っていてカレーの辛さはさほどではありませんが、後でスパイシーさが迫ってくるタイプ。
伸びないように一生懸命啜ろうとするのですが、熱々なのでなかなか進みません。そうは言ってものんびり食べてはいられないので、先に出てきたカレーうどんの方を追い越して食べ終わります。

後から来た方は「やたがいカレー」を頼まれる方が2名。
カレー丼(カレー南蛮とほぼ同じこげ茶のカレー)と普通のカレー(黄色いカレー)が あいがけになっている、常連客が注文しだした、こちらの名物を頼んでいらっしゃいますね。
私もそれ行こうかとは思ったのですが、糖質制限ということもあり…

歴史のある町蕎麦がひっそり​と無くなろうとしています。下町の景色もどんどんと変わって行きますね。

2021/9/17