少し日差しも力が弱くなりましたかね。まだまだですね。風は爽やかになってきました。
新川2丁目交差点の近く。
白い暖簾に磨き上げられた白木の引戸。ちょっと敷居が高い感じ。
中を伺い知る事も出来ず、メニューも何も出ていないお店です。凛とした雰囲気が感じられ、お値段高かったらどうしよう…知らなければちょっと躊躇しますよね。

引戸を開ければそこは昭和な食堂が広がります。
4人テーブル席が7つほど。
メニューはありません。戸口の左にショーケースの上に、ラップで包まれたメイン料理がいくつも実物サンプルで並んでいます。本日は、15種類。
13月過ぎの入店ですが、近隣のサラリーマンが2グループと女性お二人。
空いている席に座れば、娘さんなのでしょうか注文を聞いてくれます。お父さんとお母さんは中で忙しそうに動いています。
生姜焼き 780円をお願いしましょう。
カットして、ご飯半分で。
「生姜焼き〜切って、ご飯半分〜」
オムライスやフライ盛り合わせなどなどそそられるメニューが沢山。
ふと壁に目をやれば、ビール、お酒の札に混じって「デンキブラン」の札が。
神谷バーと同じ神谷さんなので、何か関係があるのでしょうか?

先に香の物とシラスおろしが出てきました。
ご飯こんなで良いですか?足りなかったら言ってくださいね〜と登場。
生姜焼きというよりもポークソテーに近い厚さが5ミリほどの豚肉が2切れ。カットしてもらったので食べやすいですよ。
甘みの抑えられたスキッとしたタレですね。コレは美味しい。何気に裏に隠れたポテトサラダが又美味い。
ポテサラの美味い処は何でも美味いがここでも立証。
シラスおろしはやや辛め、しば漬けもしっかり量があるのが嬉しいですね。
味噌汁はアサリに、ネギが効いています。
これで780円は、とてもお値打ちなお昼ですね。

周りの方々は皆さんご常連のようで、思い思いにくつろいでいるのが印象的でした。

2016/9/1