メトロA7出口直ぐ、人気の喫茶店さぼうるとさぼうる2。数々のメディアに取り上げられ、ロケ地にもなっているレトロな喫茶店。さぼうるが1955年2が1982年の創業。オープン時には近くのラドリオを参考にしたとの事で雰囲気が似ています。
先代のマスターは2021年の大晦日にご逝去され、現在の店長の下3ヶ月後に復活を遂げてくれました。
喫茶、軽食が「さぼうる」食事は「2」となっています。今日はナポリタンが目的なので、2に伺います。並びは2名様のみ。流石に14時前なのでピークは過ぎたようで、すぐに席に案内されました。お願いするのは、ナポリタン半分とコーヒーのセット1250円。
先客のお二人はナポリタンと海老ピラフ。
後客の3名は、ナポリタン、生姜焼き、海老ピラフ、クリーソーダ緑。なかなかイイとこ突いてますね。
クリームソーダは、シロップの色で、緑、青、赤、黄が選べます。
こちらのナポリタンはデカ盛りで有名。なんと400gあるとか。
店内は古材の梁や柱に煉瓦と言う隣のさぼうると同じですが、もう少しスッキリしている感じ。それでも十分レトロな空間です。昔より色々ぶら下がっている物が無くなったような気がします。
しばし待てば登場。小盛りなのですが、それでも普通のお店の下手すれば大盛りくらいの量があります。
ハピオマッシュを芯のないスパゲッティで炒め、ケチャップを良く焼くことで、酸味を飛ばし、甘みを感じさせます。良くナポリタン嫌いの方の話に、酸味が嫌いと言われる方がいますが、それは良くケチャップを炒めないからですね。
これぞ喫茶店のナポリタン。テーブルに置かれたタバスコと粉チーズをかけていただきます。
うんうんコレコレ。この味なんですよね。食べても全然減らないんですが、不思議と飽きが来ないでパクパク食べ進められます。少なくしてもらって正解です。食べ終わるとコーヒーを出してもらいます。シンプルで少し厚手の小ぶりな白いコーヒーカップがまたレトロな感じを引き立てますね。やや苦味のある飲み応えのあるコーヒーです。
カレーやスパゲッティイタリアン、生姜焼き、海老ピラフなど食べたいメニュー沢山です。
しかし値上げしたとは言え、単品で900円のスパゲッティや海老ピラフ、カレーとどれもデカ盛りで儲けが少ないんじゃないでしょうか。
この雰囲気を残したままに続いて欲しいものです。
2024/11/6