帰り道練馬春日町、コムラのパンで昔懐かしいコロネなどを購入してから、伺いたかったこちらに。
コロナ真っ只中の2022年3月にオープンしたお店です。
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開店は12時で夜10時までと言う営業スタイル。「珈琲と美と空間」を大切にする喫茶店。
お寺の参道に寿司屋、純喫茶、蕎麦屋と並びます。
オフセットされた建物の前には銀杏の木があり、モダンな感じの入口。
12時半で台風来てるので貸切です。お好きな所にどうぞと言われるのでカウンターの作業スペースの真ん前に座ります。カウンター10席に、2人席3つ。
マスターお一人でオペレーション。
温かいおしぼりも出していただき、メニューを拝見します。お好みの味があったら仰ってくださいと言われます。
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ガトーショコラとブレンドでもと思いましたが、他にもスイーツありますよ。と壁の黒板を。それじゃプリンにしましょう。
水出しのアイスコーヒーは「瑪瑙の雫」オレンジジュースは「香橙」プリン「「布顚」などお洒落なネーミングも光ります。
一杯たてのブレンドコーヒーはペーパードリップで随分と沢山豆を入れますね。お聞きした所、一人でやっているので蒸らしは時間的に難しいので、豆を多くしてストレートで落としているそうです。温度はやや高めで90℃で淹れて85℃で提供のイメージだそうです。
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ブレンドなので温めたオリジナルカップに注がれます。
香りがイイですね。中深煎りの少し重みがあり、酸味と苦味、それに甘味もバランスの良い、後口がスッキリとしている美味しいコーヒーです。
色々とお話をすると、最近の若い方達は浅煎りのコーヒーしか飲まないそうで、やはり時代と共に好まれる味も変わっている様です。
プリンは陶器のカップに入った固めのプリン。
陶器なので熱の伝わり方が難しいのでしょうね。少し部分によって舌触りの違う所がありましたがコクがあって美味しいですね。
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モダンな店内の一番の特徴は7メートルの一枚板のカウンター。ブビンガなので赤太が本当に赤みがかって耳が白くボコボコしていて存在感がありますね。
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台風来てるからか貸切が続くのでマスターとあれこれお話が出来ました。
滞在時間が長いのと、夜利用の方が多かったり、女性の方が多かったりと面白い客層の様です。
店名の由来は、お寺の参道だからでは無く、キラーアイテムとかコンテンツキラーの様に特別に強いとかの方の意味だそうです。
珈琲専門店では無く、喫茶店がやりたかったと言うマスター。紅茶やクリームソーダ、軽食やスイーツと喫茶店ならではメニュー。
あっという間に時間が過ぎてしまいました。
マスターこだわりのとても居心地の良い空間です。お気に入りのお店になりそうです。

2023/9/8