創業60年余の伝説の名店、あの孤独のグルメの原作者、久住昌之氏が小説にもした「江ぐち」の閉店を元従業員が復活させて早10年余。
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相変わらずの人気店、土曜日の13時で10人待ち。地下への階段の踊り場まで。
回転は良いので25分で着席。コの字カウンター10席。
ラーメン 550円から、五目にすると野菜が乗ります。油そばもありますよ。
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お願いするのは、ワンタンメン 700円。
丼に魔法の白い粉を入れて、ネギを散らし、カエシを注ぎ香味油を垂らしてスタンバイ。
麺の茹で上がりのタイミングに合わせて、スープを注ぎます。
スープの寸胴には、野菜がゴロゴロ入っているのが目に入ります。
今回は4杯進行だったので、平ザルで麺を上げ、茹で釜にワンタンを投入。
トッピングをしつつ、ワンタンを丼に。
五目の人は、野菜を乗せて出来上がり。
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シンプルな優しい醤油味。じんわりと美味しいです。普通なのに美味しい。
麺は、唯一無二の和蕎麦の感じもする全粒粉のやや茶色い中細ストレート麺。これが美味しい。どこかで食べた事があるような。
ワンタンは、少し肉が付いてツルンと喉に流れます。
なんとも言えない懐かしい味わい。

卵を注文すると、生か半熟か聞かれます。半熟は、そばの茹で釜に落としてポーチドエッグ状にしてくれます。

年配のご夫婦が懐かしみながら召し上がっているのも微笑ましい。
常連さんの多いお店ですよね。
明るい店長は、どことなく芸人の明るい◯村にも似てるw
さて、待ち列もありますからさっさと退散しましょう。

2022/3/5