昨晩の予約を数日前に入れるも当然満席。
女性シェフの繰り出すフレンチの人気店です。
街中のどちらかと言えば住宅街の中、蔦の絡まる古民家をリノベーションしてできたフレンチレストラン。
朝通りかかると、なんとモーニングをやっているではありませんか。
せめて雰囲気だけでも感じられればと入店です。
店内は古民家をリノベーションしているところと、していないところがあるちょっと不思議な空間です。入口から右手が土間で厨房になっています。
左手は靴のまま上がれる板敷の空間。20席ほどでしょうか。
奥には中庭の眺めるガラス窓もあり、それぞれの席に雰囲気があります。
手前の円形のテーブルに3人で着席。
メニューは、3種。
カルトエッセン:ローストビーフ、サーモンマリネ、生ハムなどのオードブル盛合せ、バケット、クロワッサン、フルーツ盛合せ。1500円
サーモンマリネとサラダのフィユテ:サラダをサーモンマリネで巻いたスペシャリテ。山羊のチーズとパイ。1500円
トーストセット:ヨーグルト、食パン(ハーフ)ゆで卵、コーヒーかオレンジジュース。500円
あまり時間の余裕もないので簡単にトーストセットをお願いします。
綺麗にワンプレートに乗ったセットが出てきました。
食パンには、小皿に切り分けられたバターを。外側はパリッとしていて中はもっちりとした美味しいパンと焼き方。ブルーベリーのジャムもあるので少しつけて。
ヨーグルトはプレーンタイプなので、先程のジャムをちょっと入れて変化も楽しめます。
ゆで卵は小さなグラスにエッグスタンドのように乗っています。本当は乗せたまま食べるのでしょうが、普段どおり殻をテーブルでコンコンやってから剥いて食べましたがなにかw
フルーツは、苺と剥いてあるグレープフルーツ。美味しいですね。
全体的にきちんと正当なフレンチに乗っ取りながらも自由に楽しめるような盛り付けが嬉しいですね。
トイレに向かうと裏木戸は庭が透けて見えるほどボロボロw、でもトイレはリニューアルされて快適な空間になっています。
うーん、カルネかフィユテにすれば良かったかな。その方が夜のお食事をもっと強く感じられたかもしれません。
帰り際、実は夜の予約が取れなくて朝来ましたと言うと、シェフがわざわざ厨房からお店の外まで見送りに出てくれました。
いつかは、夜をいただきたいと思います。
2018/6/23